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「しまった。名前を聞きそびれてしまった…」
あの子が去って行った方向を見つめ、俺は呟いた。
名前はわからないから、とりあえず《パンチラ勇者》と名付けておこう。
我ながら良い名だと思うのだが、どうだろうか?
「さて…次はプチトマトエリアを作らねばな」
スコップを拾い上げ、俺は今度こそ土いじり作業に戻ったのだ。
この日から、俺は《パンチラ勇者》の事が頭から離れなくなった。
「もう一度…あのパンチラを…」
そう呟いたのを配下のルドルフ君に聞かれたので、後で殺してやろうと思った。
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