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「愛してる…要」 俺の胸から何かが溢れた。 何度体を重ねても分からなかったもの。 どんなに言葉巧みに試してみてもいつも不安だった。 なのにたった一言でほどけてゆく… 「要?」 泣く俺を抱き寄せるよしと。 いつものぬくもり。 ああ… これだ。 俺が求めていたもの…
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