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僕の名前は宮内 真
4月5日…
僕にとって二回目の転帰もしくはジョブチェンジ
桜咲く春…
命溢れる春…
温もりに溢れる春…
色恋ザタでハッスルする春…
そして僕は…
この春から中学生になる
新しい学校生活に心が踊り始めていた…
だがしかし…
入学式の1日前の夜、すなわち昨日の夜に『明日一緒に入学式いかない?』的な電話が一通も家にかかってこなかった…
友達がいないわけじゃないよ…
少ないってだけなんだからね!!
右手の五本指と左手の人差し指がちゃんと挙がるもんね!!
……
自慢にもならなかった…
さみしいな…
非常にさみしくて悲しい…
嘆いたところで現状は変わらない事ぐらいはわかる…
だったら行動しろよというのもわかる…
けどね…
行動したって変わらない現状だったんだよ
例えば僕から友人に…
『ねぇ…明日、一緒に入学式いかないか?』と言ってみると…
『ゴメン…俺、他の奴等と行くんだ…』と言われるだけだった…
嫌われてるわけじゃないよ…
ただ…仲が少しヨクナイだけ…
ソウ…ヨクナイダケダヨ
そんな事もあって…
僕は1人で中学校に向かうのであった…
もう…
ホントに悲しい…
手紙とかの最後に書いたりするP.S.にこう書いてやりたい…
P.S.
初めての中学校入学式はショッパイ思い出でした…
読んだ相手もブルーな気持ち巻き込まれるね!!
やったね!!
………
ハァ…虚しい
なんか打つ手はないかな…
そうだ!!知ってる友達ん家で待ち伏せしよかな…
※ちなみに…
この【友達を待ち伏せて一緒に入学式行こうぜ作戦】で入学式に遅刻ギリギリになったのは別のお話…
遅刻ギリギリの僕よりヒドイ奴はいたのも別のお話…
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