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「ポークと白飯を…平皿に入れてそこへ置け…!!!」
疲弊していた。
作家丸海はここ数日で白髪混じりになっていた。
見た目で言えば内田氏の方が若く見えた。
「先生っ、大丈夫ですか!?」
「うるせぇ!!
飯だ、早くしろ!!」
丸海はいきなりキレた。
「この監禁野郎が!」
と吐き捨てて皿に盛られたポークと白飯を顔から行って頬張った。
「犬か!?」
まさに犬さながらの姿に、愚直な感想を述べるしかない内田氏。
「犬、そうか犬だ!!」
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