恋桜

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ある日、携帯を忘れて事務所に戻ったら 彼が一人で残業していた。 わぁ、二人っきり。 どっ、どうしよう。 最近あの新人くんと一緒だったから話す機会なくて 久々だから心臓が! 「おつかれさまです。」 「あ、おつかれ。あれ?あいつは?」 えー、やめて~。 あなたまでそんなこと言うなんて。 「さっ、さっきまで一緒だったんだけどあたし携帯忘れちゃって。」 「そうなんだ、いつも一緒にいるからセットみたいでつい、聞いちゃうんだよね。」 「やめてよ~、ただでさえウワサされてるんだから。」 「でもあいつは慕ってるみたいじゃん」 「勘弁してよ~、年下すぎるよ~」
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