零ちゃんの真似

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そして私は零ちゃんの全部が好きになり真似をしまくった 鼻を潰し 声を変え ぱっとを詰め込み 鳩胸で歩く。 全部真似をした。 するとある日零ちゃんが 私に言ってきた レイ「真似すんなぁー」 私はそう言われ零ちゃんと縁を切った だけど真似はやめなかった なんやかんやで 私の14歳の誕生日がきた 一番に祝ってくれたのが 零ちゃんだった。 私は泣いた。 泣いて泣いて泣きまくった。 すると零ちゃんも泣いた。 泣いて泣いて泣いて泣いて。 水分不足で死んだ。 私は泣いた。 そして誓った 《私が零ちゃんの変わりになってみせる》 私は誕生日を迎えた次の日毎日廊下を走るようになった。 私の母はそれを見て心配し病院へ連れていった 診断結果は・・・ 知的障害者 だった。 私は嬉しかった。 そして知的障害者になった喜びを実感し嬉しさのあまり廊下で零ちゃん走りを何百回も続けた そして私は今・・・・
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