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「まぁ、おまえは変わり者だからな、ハハッ。」
自然に笑顔が引きつる。
「普通じゃないことを私は結構気にしてるんだぞ。それにシンにだけは言われたくないな。ところでシンは学生の時はどんなだったんだ?」
「オレか?ん~オレは学校行ったことないからよくわからんな。」
「…え?じゃあここに来るまで一体何をしてたんだ?」
「…正義のヒーロー。店長には秘密だぞ。」
「なるほど。だからあんなに強いのか。…なんて言うと思ったか!!」
殴られた。
ノリツッコミで。
「私が真面目な話をしてるのになんでそうやってふざけるんだ!もうシンなんか知らない!!ごちそうさま!!お休みなさい!!」
ユイは律儀に皿を片付けると自分の部屋に早足で行ってしまった。
わりとマジメだったんだけどな。
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