約束_promise the promise

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「まぁ、毎度の事ながら随分と集まったわねぇ。 ムダに」 ハァァァァ、と溜め息が出る。 そして頭痛までしてくる。 なんだろうか。 私は熱でもあるのだろうか。 そういえば最近寝れてないなぁ。 卒業式間近だし。 それのせいだろうか。 だとしたら半分が優しさで出来てる頭痛抑制薬でも飲もうかしら。 ていうか優しさが半分っていらないよねぇ~。 それならその半分をもっと薬の効用を高めるモノにして貰いたい。 ホントに。 そうしてから私は〝切り替える〟。 周りを見渡せば人、人、人の陳列。 もう少しだけいなくなって頂きたい、と思うがどうせ思ったトコロでコレらはいなくならないのが現状である。 だからこそ諦める。 淡い理想あたりを。 え? ココがどこだって? 勿論のごとく〝学園〟である。 とはいえ、最近貸してもらった魔法的なうんちゃらかんちゃらの学園ではなく、極普通のなんの変哲もない学園である。 普通、平凡、平穏バンザイ。 とまぁ私的には普通の学園ではあるが如何せん〝状況〟は普通とは言い難い。 なぜならば、 釘バット、メリケンサック、鉄パイプ、木刀、ナイフ……………………………etc.etc. 物々しい凶器の数々であり、本来の意図を汲み取れてらっしゃらない方々も血走ってらっしゃる。 〝コレ〟が普通だと? 残念ながら私の中ではコレは普通ではごさいません。 もしこの状況が普通だとする方がいらっしゃるならば今すぐに眼科と脳外科とか神経外科とか心療内科とか総合診療内科とかに行くべきである。 イイ大病院紹介しますよ? 知り合いいるし。
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