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「いやぁー、その胸に惹かれて告白してきた男たちをバッサバッサと薙倒して街でナンパしてきたチャラメンズ共をフルボッコにして、今みたいに不良高校の哀れな子羊たちをジンギスカンの材料に調理したりしてる人が言える義理なんて一ピコたりともありませんよ?
これで同性が惚れるな? あっはっは。 そんな御無体な。
白雪姫がキスで目覚めたのに王子様を鉄拳制裁のガーベラストレートVo.1をかます並に無理があるお話しデスヨ?」
「良し決めた。 今からアンタをボッコボコにすると決めた。 覚悟しろ」
「とか言いながら何気にあたしのご所望の熱ーいお茶をさりげなく出すミィちゃんは将来イイお嫁さんになれますぜ。
そーんな何だかんだ言って同性は殴れない、蹴れない優しいミィちゃんにはステーキな情報をプレゼントだぜ」
閉口せざるをえない。
確かに男なら容赦なくボディーブローをかましていたが流石に女の子だとそれは出来ない。
あとステキな情報ならいりません。
騒動を起こすつもりなら自粛して下さい。 それが私にとって最高に最幸です。
「それは無理。 だって私にとって最高はミィちゃんのアタフタする姿ですから。
あとステキな情報ではありません。 ステーキな情報です。
ミィちゃん御用達の駅前の老舗お蕎麦屋さんが来月いっぱいで閉店だそうですヨ? 南無」
今、このバカは何を言った?
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