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その夜、何だか寝付けなくて
（学園であれだけ寝れば、流石に寝付けないか…）
水でも飲もうかと、キッチンへ向かった
すると──…
明かりがついている事に気付いた
（…誰だ？）
近付いて行くと、テーブルに座っていたクリスの姿があった
沢山の書類を見ながら、何かを書いている
「…ふぅ～……」
しばらく書類と睨めっこをしていたクリスは、急に溜め息をつき、手を止めて伸びをする
その時、ボーッと突っ立ったままの俺に気付き
柔らかな笑みを浮かべた
手招きされるがまま、近付いていく
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