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「そうですね。
確かにこの星の最上位にいる生物。
人間はここまで進化した知能を持つのにも関わらず、
生命体の中での成績は最悪。
この星のタイムリミットよりも早く絶滅するでしょう。
それに違う星へと移住し生き長らえることはまずないでしょう。
貴方様が『決断』を下されれば、すぐにでも私めが根絶やしにしに行きます。
ですが、この星のことをそこまで気にすることはないので…」
と、そこまで言いかけると
椅子を少し揺らしながら男は冷静に言い放った。
「いつ、おまえに意見を求めた?」
するとスーツの男は慌てて姿勢を真っ直ぐに正し、
言う。
「も、申し訳ございません!出過ぎた真似をっ!!」
「…ここは先代が無に帰ってからの、私の初めて作った星だ。それに、こやつらの、普段は全く気をまわさない頭の奥には想像力という卑しくも高尚な可能性を与えておる。」
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