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アークはやれやれという顔をした。
そしてアルエは笑顔で金貨をしまいながら 「さぁ、もう行きましょう。」
そういうとアルヱはアークに手をかざした
すると周りがすべて暗くなり
なにもない真っ暗な空間になった
そしてアークは眼鏡をかけてポケットから鍵を雑に取り出した
その瞬間。大きな鎖の鍵がついたドアが遥か彼方まで何千何万と数えきれない程に現われた。
「うおぉ、前に見たドアの数より遥かに多いな。それに、まだ増えてやがる。
人間ってもんの想像力ってやつはすげぇな。」
アークは感嘆している。
「今回はこのドアでいいわね。」
青い扉のまえでアルヱはアークを待っている。
「おまえは感動とかないのかよ。」
「感動してお金が貰えるのなら、本当に感動するわよ。」
「…」
アークはあきれた表情でアルエのもとまで行き
鍵を挿してゆっくりとドアを開けた。
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