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朝から真横で英治の大音量の声聴けるなんて、 あたしほんまに東京出てきてんな~ って改めて実感。めっちゃ幸せ☆☆ 「は?は?はぁ!?」 ……まぁ英治はそれどころちゃうみたいやけど? 「は?は?は?なに?なんでなんで?なんでお前が俺のベットにおんねん!は?」 「…ここあたしの部屋やもん」 「は!?なに言うて――」 英治があたしの部屋見渡して 「は!?ここどこ!?」 「だからあたしの部屋や言うてるやん;;」 「はぁ―――!?」 何回「は、は、は、は?」言うねん。 ていうか、よく朝からそんな口動かせるよね。あは☆すごい! 「一体どうなって――っいった!」 急に頭を押さえて、顔を歪めだした。ホント、朝から元気だよネ英治。あは☆すごい! 「あ~~頭いったぁ…なんで俺お前の部屋おんねん」 「昨日英治が夜中に来たんやろー」 「はぁ!?俺バイト先の飲み会で…」 「その後来たんやん。んで玄関先で抱きついてきてー」 「は――!?っいったっ!」 また大きい声出したから、 さっきと同じように頭押さえて痛みに悶えてた英治やけど、 「はっ!!!!」 何か急に思いたったように、 英治がいきなりバッと布団をめくった。 「ぎゃああああああああ!」 ホーント朝から元気ダヨね。 …うっとうしいくらい☆
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