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入ってきた先生を上から下まで観察する。
整った顔立ち。大きくくりくりとしてる目。腰まである茶色の髪。140cmぐらいの背丈。そして幼児体型。
「みんな、おはよう!」
「「「「………」」」」
「どうしたのだみんな?若者は元気が取り柄だろう?」
((((どっからどうみても教師には見えねぇ!!とゆうか大人に見えねぇ!!))))
クラスの心が一つになったのであった。
「まぁいいか」
大人びた喋り方と見た目が矛盾するため、どこか違和感を感じる。
「今日からこのクラスの担任になったリリア=ヒューベスだ。これからよろしく」
挨拶をしたリリアは、じゃあ、と言い、一番前の右の席にいる生徒を指差す。
「お前達のこと知りたいから、まず君から自己紹介を頼もう」
「お、俺ですか?」
指を差された生徒は、いきなり指されたことに驚き、聞き返す。
「うむ、名前と、属性と、趣味でよろしいぞ?」
男みたいな喋り方だが、やはり見た目と合わない。この教室内の誰もが感じているだろう。
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