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沈黙が続くと思ってたら海が俺を見ながら何か考え事をしていた。
もしかして作り笑いしてんのばれちゃったのかな?
そう考えて新は下を向き難しい顔をする。
『ごめん、あたし何かに教える話なんかないよねっ』
新「……いや、そうゆう意味とかじゃなくて…」
何かあったのかな?ってゆう顔をしていることは分かる。
海になら俺の過去を話してもいいかな?
『何か…あったの?』
ほら、やっぱり。
新は素直に答えることに決めた。
新「別に…笑い方が分からないだけだよ、誰かに告白されても愛しいとか思えないし親に愛されないで育ったからかな?好きって何?どうすれば心から笑えるの?」
ほら。
こんなの聞いたら誰だって返す言葉がないくらい分かってる。
でも俺は…誰かに助けてほしいんだ…。
しばらくの沈黙の後に海が口を開いた。
『あ…の、親に愛されないでってどういう意味なの?』
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