2話

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生徒会室を出て行こうとする2人を見たらモヤモヤしてきた。 あ"ー、くそっ! 無意識のうちに俺は2人の後を追い掛けていた。 耕「あー旬また何かあった?」 旬「俺が海を送る」 『ふぇ?!』 2人の返事を聞かずに俺は海の手を引っ張り耕を残してそのまま進んでいった。 しばらくすると冷静になり海の手を離す。 『旬いきなりどうしたの?』 旬「お前と話したくなったから追い掛けてきた。」 話したくなったんじゃない離したくなかったんだ。 だから話すことなんか考えてなかったから沈黙が続いてしまう。 しばらくすると海が口を開いた。 『あたし旬のこと知らないから過去の話とか聞きたいなぁ』 俺は話すか迷ったけど海にならいいと思って全てを話した。 やっぱりビックリするよな。 『旬にもそんなことがあったんだね、これからはあたしたちが仲間なんでしょ?だからいっぱい頼ってきてね?』 そう言ってにっこり笑う海はすごく可愛かった。
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