4話

5/7
前へ
/28ページ
次へ
2人は購買でパンを買って(耕のおごりで)屋上に向かった。 耕「おっ、誰もいないじゃん」 『本当だー』 耕が景色がよく見えるところに座ると海も隣にちょこんと座った。 『あのさ、新と旬の過去話聞いたんだけど耕は何かない?昔の思い出話とか』 耕「ん?あるよ」 『えっ!教えてー』 こんな話したらきっと海は俺に同情するだろう。 同情何かされても嬉しくない。 だからこの話は今まで生徒会にも誰にも話したことはなかった。 きっと俺は何かを求めてる。 誰かに助けてほしいんだ。 なのに今まで意地を張って好きになんかならないとか言ってた。 海なら… そんな期待を込めて俺は海に全てを話すことに決めた。 俺は昔―――……
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加