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2人は購買でパンを買って(耕のおごりで)屋上に向かった。
耕「おっ、誰もいないじゃん」
『本当だー』
耕が景色がよく見えるところに座ると海も隣にちょこんと座った。
『あのさ、新と旬の過去話聞いたんだけど耕は何かない?昔の思い出話とか』
耕「ん?あるよ」
『えっ!教えてー』
こんな話したらきっと海は俺に同情するだろう。
同情何かされても嬉しくない。
だからこの話は今まで生徒会にも誰にも話したことはなかった。
きっと俺は何かを求めてる。
誰かに助けてほしいんだ。
なのに今まで意地を張って好きになんかならないとか言ってた。
海なら…
そんな期待を込めて俺は海に全てを話すことに決めた。
俺は昔―――……
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