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中学3年の頃耕には可愛らしい彼女がいた。
彼女の家の親がすごく厳しい人で会える時間は学校と少しの時間だけだった。
休日は友達の家で遊ぶと親に言わないとデートなんて言ったら家を出れないくらいだった。
そんなある日悲劇が起こる。
2人で外を歩いていたら偶然にもばったり彼女の両親と会ってしまった。
「君は娘と住む世界が違うんだ!この子の結婚相手も決まりかけてる。二度と会わないでくれ」
一瞬のことで何が起こったか頭がついてこなかった。
気付くと道に1人でつったっていて隣に彼女はいなかった。
それから彼女は学校に来なくなり連絡手段も何らかの手でとざされて家に行くと既にそこには誰もいなかった。
“絶望”
あの時の俺は本当に無で何もかもが嫌で彼女のことばかり考えては泣いてた。
そんなときあったのが雅学(雅ヶ丘学園)の学長。
そして俺は入学し生徒会に入ってみんなのおかげで自分を取り戻すことができたんだ。
学長には本当に感謝してる。
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