遥琉、ありがと

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わしは嬉しかった、、、 わしはガキの頃から お前は生きる価値がなぃ お前は間違えて生まれてきたんだ こんなんばった言われて生きてきた、、、 親にも誰にも頼らず 気持ちも、、、考えも、、 すべて殺して 15まで生きてきた 誰かに何かしてほしぃわけやない 甘えたいわけでもなぃ ただわしが 生きていることを 認めてほしかった ただわしが 生きてることを 許してほしかった ただそれだけなんだ、、 そなぃなわしの気持ちを 会うたばっかの 江口さんは 見抜いてくれた、、 わしの 心の叫びを 理解してくれた、、、 何より 生まれて初めて わしを間違いやない人間 として、 生まれてきてエェー人間 として 真っすぐ見てくれた、、、 わしはその場で 声出して泣いた、、、 江口さんに 抱き着いて泣いた 言葉にならんかった わしを 江口さんは なんも言わないで わしが泣きやむまで 抱きしめてくれた 強く、、、 そして すげぃ優しく わしは初めて、、、 暖かい人に触れた、、、 そしてこん時 わしは決めた、、 江口さんと生きるて、、 江口さんの為に、、て、、
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