遥琉、ありがと

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わしの居場所は、、、 、、、そこにはなかった。 しょんべんはわしだけ外 朝、夜の飯は段ボールの(おとんたちはテーブル) あいとる時間は奥のこまぃ部屋 《寝るときは押し入れ》 風呂は流し 《たまに風呂入ったけど》 そしておとんからの衝撃的な言葉、、、 お前は間違って生まれた お前は生きる価値がない お前さえいなければ、わしらは幸せなんだ 顔見せるな 話掛けるな 頼むから消えてくれ これが4歳のわしが唯一おとんから貰ったもん、、 怖いし、寂しいから泣いたり騒いだりすれば、 とてつもなぃ暴力、、、 そのあとは真っ裸で外に出される、、、 雨が降ろうが雪が降ろうがかわらん、、 だからこそ、、、わしは 泣かない 騒がない 笑わない ただひたすら静かにおった 4歳のわしにはおとんが怖くて怖くてしゃあなぃから 殴られない為にできるんは ただ静かに、、 息を殺しておること、、 それが4歳のわしにかせられた試練、、、
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