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慌ただしく仕事の時間が過ぎていく。
お昼は岩田と小泉と3人で、楽しい時間を過ごした。
「ちょっと対応しなきゃなのあるから先戻るわ。」
岩田が先に戻って小泉と2人きりになった。
内緒話しをするような感じで前のめりになった小泉が、
「岩田さんには気をつけてね。あの人手早いから。」
と言った。
「あ~はい!大丈夫ですよ~私なんか。」
そう言って笑って軽く流そうとすると、
「とにかく、気をつけてね!」
と、真面目なトーンで念を押された。
(こんなに一生懸命訴えかける小泉さんは、実は岩田さんのことが好きなのかな?)
席に戻り、また慌ただしく仕事をする。
気づけば定時を過ぎていた。
「あ、もう定時過ぎてるね。今日はここまで。」
そう悠里に言った岩田は、慌ただしく自分の仕事に戻って行った。
(よし!帰ろう!
今日はお酒を飲まずに大人しく帰るぞ~!)
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