8660人が本棚に入れています
本棚に追加
/501ページ
息が苦しい…
パチ。
目を開けると、どアップの顔。
唇を塞がれていた。
「ん~!」
どん!
無理やり突き放した相手は、澤聡一郎。
「いて。」
「なっ何してんのよ!」
「キス。」
余裕で答える澤。
「最っ低。」
「お前がびしょ濡れで倒れてるからだろ~!風邪ひくからと思って拾ってやったのに。」
「だからって何であんたにキスされなきゃいけないのよ!」
顔が熱い…
今絶対顔が赤い。
「次はキスだけじゃ済まさないから。」
「そういうこと言ってない!調子に乗らないでよ!」
久しぶりにブチ切れそう。
最初のコメントを投稿しよう!