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「そんな言い方しなくても・・」
つい斎藤さんをかばうような発言をしてしまう。
「うるせーよ。」
そんなことを言いながらカウンターの下で、足を絡めてくるそう。
「なっ・・!」
思わず恥ずかしくてうつむく。
「何話してた?」
横にいる私をじっと見つめて言う。
「な、なんでもないよ~普通の話。」
「うそだ。」
「ほーんとだってば!」
「へぇ。」
そうの機嫌は直らない。
「まあまあ!お二人さん!」
斎藤さんが元気に仲裁に入ってくれた。
「澤は俺相手に焼くな!誰もとったりしねーから!」
「はあ?」
「・・・。」
そうは焼いていることに無自覚だったらしく、額に手をやる。
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