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私はそうの背中に手を置いて、
「帰ろう?」
と言った。
そうは私のことを見つめて、
「帰るか。」
と言った。
「悠里ちゃん、また来てね~!一人で来てもいいし、お友達にも宣伝してくれると嬉しいな!」
「はい!また来ますね!」
私は絶対また来たいと思った。
「いらっしゃい!」
私達が出る時にお客さんが数人入ってきた。
斎藤さんのお店を出て、家に帰る。
ぎゅっ。
私は腕を組んだ。
これで手を繋ぐよりもっとそうに近づける。
今日はそうが私のこと大切に想ってくれていることが分かって、すごく嬉しかった。
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