本当は

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「俺んち来る?」 「・・・うん。」 もう何回も行っているのに、何だか今日は緊張する。 「はあ~ついた。ただいまあ!」 私がそんな呑気な声を発していると、ドアが閉まった瞬間そうの胸の中にいた。 「やっと触れられる。」 そうは私を見つめて大きな手で優しく頬に触れた。 「・・・っ。」 唇を塞がれる。 甘い甘いキス。 何度も何度も回数を重ねる度に激しさを増す。 あまりの激しさに腰が引けてきた私を、がっちりと抱き寄せキスを続けるそう。 「んっ・・そう・・。」 「ヤらしい顔。」 にやりと笑うそう。 恥ずかしくてうつむくけど、直ぐに顎を上げて顔を上げさせられる。 私をじっと見つめて、 「やべーかわいい。」 と言った。 ドキドキする・・。 どうして今日はこんなに甘いんだろ・・・。
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