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朝になると、ソファーで寝たために体中が痛かった。
「いってぇ…」
重い体を起こしてベッドを見に行ってみると、女がキョロキョロして焦っているのが見えた。
クスクス・・
思わず笑ってしまう。
女は見た目の綺麗で大人しそうな印象とは違い、意外と感じが悪かった。
沢山の女に囲まれて育ち、常にちやほやされていた聡一郎からするとそれもまた面白い。
少しからかっていたら女がすぐに帰ろうとしたので、お茶を飲ませることにしてなんとか座らせた。
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