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俺の変態っぷりは確実にあんた譲りだよ。
そう心の中で呟く。
間違っても声には出せない。今日という日を無事に過ごしたいなら当然。
てか、三奈はおとなし過ぎる。幼なじみの俺にでさえ、たまにしか話しかけてこないし、その内容といったら、今日のような俺の行動に対してのツッコミが殆どだ。
学校では、あいつは一つ学年が下だから直接教室で見たわけじゃないが、源太の妹の話しだと、大体教室の隅で読書をしているらしく、友達もあまりいないらしい。
そんな根暗、よく言えばシャイな性格が俺は嫌いだ。
見てるとイライラしちまう。
まぁ、それがあいつの個性だと言われればそれまでなんだけど。
三奈は、母さんと同じ巫女になる修行をしている。
式神を使役するのも俺より断然才能あるし、力も気道力も悔しいが遥かに高い。
多分このままだと、三奈が家を継ぐのかな。
俺はこんなだし。
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