～わが家の祖先は龍神さまと鬼神さま～

～呼ばれて飛び出て、ジャジャジャじゃぁぁああんん！！～

まぁ今の時代、神社の神主なんてモテなさそうだし、俺は他にやりたいことなんて無いけど、女の子が多い職場に勤めたいな。

あ、ちなみに今年受験生です俺。

はぁ…。

｢ごちそうさま。｣

なんか、色々考え事してたら、食い終わっちまった。

親父はもっと早く食べ終わったようだ。いつの間にかいなくなってる。

多分道場だろう。

あまり気が進まないが、自分の食べた食器を台所のシンクまで下げ、足早に道場へ向かう。

父さんをできるだけ待たせなくない。

待たせた倍、稽古の時間が伸びるから。