23人が本棚に入れています
本棚に追加
―――数分後――――
俺が目を覚ますと………
「おい、音無こいつ目を覚ましたぞ」
「本当か?日向」
俺は地面に寝ていたらしく上半身を起こしながら
「ここはどこだ」
「ここは死後の世界だよ。あっ、俺の名前は音無だ」
俺の質問に対して音無と言う少年は――――――
「って音無!?」
「うわっ、どうしたんだよそんなに驚いて」
「イヤ、何でもない」
思い出した。俺はシャナや皆と共に『Angel Beats!』の世界に翔んだったんだったな……
「何に考えてんだ……えっと……」
「あぁ、まだ自己紹介してなかったな。俺の名前は天川優喜です」
「優喜か……俺は日向よろしくな」
日向はそう言うと俺の前に手を差し伸べてきた。
「よろしく」
俺がそう言って握手をすると日向が
「まぁ立ち話も何だから一端戻ろうぜ」
「あぁ、優喜も来るかい?」
「場所だけ教えてくれないか?後から行くよ」
「わかった。場所は校長室だ」
俺は音無から場所を教えてもらい二人が行ったあとに一人、大声で少女の名前を呼んでいた。
「シャナ、シャナ!」
「そんなに大声じゃなくても聞こえるわよ」
「よかったシャ……ナ……?」
俺の呼び掛けに応じて出てきたのは――――――
最初のコメントを投稿しよう!