†椎名匠 目線①†

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「貴方達は誰?」 不意を突かれた俺達は何も言えずに立ち尽くしていた。 「あぁごめんね驚かしちゃったかな?私はゆり、よろしく」 ゆりと言った彼女はその後俺達の名前を聞いてからこう言った。 「とりあえず、貴方達ちょっと私の後に着いていて欲しいんだけど、いいかしら?」 そのまま俺達はゆりの後に着いていくことになった。 「一つ聞いてもいいか?」 「えぇ、どうぞ」 「ここはどこなんだ」 グラウンドらしき場所を歩いていると、源がゆりに質問をしていた。 「ここ?……死後の世界よ」 ゆりから答えが返って来て源は「そうか」納得していた。 「あら、びっくりしないのね?珍しい」 そんなことを話しながら俺達は校長室の前まで来ていた。
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