†その日の夜†

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†その日の夜†

俺達はその後ゆりの何かしらの手配によって寮に住む事になった。 「にしても、どんな手使ったんだよゆりは……」 俺の隣を歩く緒方が呆れ半分で言っていた。 「いろいろコネがあるんです」 そう話しているのは俺達を寮に案内している戦線メンバーの斎藤だ。 「まぁゆりだしな。っていうか何人部屋なんだ?寮って」 俺が質問すると斎藤は明るく 「基本2人ですね。今回は2つの部屋を用意しておきました」 「なかなか広く使えそうだな」 源がそう言うと斎藤は歩きながら 「いいえ、実際狭いんですよ。物が結構置いてあったりして」 そんな話をしていると斎藤が 「159号室と、160号室ここです」 というので中を見るとそこは3人部屋だった。
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