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二章†闘う力†
俺達はシャナから一通りのことを聞き終わって考え始めていると緒方がいきなり
「でも、俺達武器とか一切ないよね?」
『確かに』
俺達はそろってその通りだと思っていると。
「その心配はないわよ。武器ならいくらか持って来てあるから一人一人来てちょうだいまず、そこの……」
「源 崇典だ」
「そう、崇典にはこのナックルを使ってもらうわ」
「わかった」
「次――――――」
そんな感じの事があり、着々と皆の武器が決まっていった。
「次、優喜」
俺の番になり、シャナに名前を呼ばれて――――
「って何で俺の名前を知ってるんだ?」
「いつも読んくれるからよ」
「なるほど、読んでくれた人は覚えてるってことか」
「そんな事より、武器要らないの?」
「要るよ、守りたいからな他の世界も」
「そう、優喜の武器はこれね。月の布(ヨーレイ)って言う物よ」
俺は差し出された武器を見てすぐに思った。
「布じゃないか」
そう差し出された武器は布だった。どう見ても布だ。
「そう、この布は貴方が考えた武器を創れるの。まぁ創れるのは最大12個までだけどね。試しに一つ武器を想像してみなさい」
俺はシャナに言われた通りに月の布を左右の腕に付け考えてみた。
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