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「おいやったなタクト!。」
「ケン!みんな。」
勝利したタクトの元にケン,ナギサ、
遅れてナオキが駆け寄る。
「よく分かんねーけどよく勝ったな!」
「へへ…だから勝てるって行ったろ?」
ケンにはあまり難しいバトルの原理は分からない。ただ相手の強さは感じとれていた。
「ケンってば…。まあタクトはよくやったよ。」
ナオキも多少なりとも激励する。ついさっきまでタクトが負けると分析していたが、本心では勝ってほしいと思っていた。
「これでみんなで出発できるわね。でも,励ます相手は別にいるんじゃない?」
「え?あ…!」
タクトはナギサに指摘を受け一番忘れてはいけないと相手を忘れていたことに気づいた。
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