2.捕獲マスターの道

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しかしスバメは怯むことなくすぐに旋回してつついてきた。 イーブイはそれを『守る』で防ぐ。 「相手もかなり速いわね。でも私はあなたを必ず捕まえる…。」 ナギサはスピードのあるバトルが好きだった。かなりの素早さを見せるこのスバメは戦ってぜひ捕まえたかった。 スバメはまた旋回してさらに速くなった。 「向こうも電光石火で来る…?ならばイーブイもう一度『電光石火』。」 イーブイも電光石火の攻撃を仕掛ける。同じ技なら素早さの高い方が先に当たる。ナギサは自分のイーブイの方が速いと思っていた。 しかしイーブイの攻撃は先ほどより遅く、スバメの翼がイーブイの喉元に直撃した。 「え?」 イーブイはそのまま飛ばされ草むらに落ちていった。 「あ…イーブイ!?」 イーブイがやられた?ナギサは状況を理解できなかった。
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