35人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
しかしスバメは怯むことなくすぐに旋回してつついてきた。
イーブイはそれを『守る』で防ぐ。
「相手もかなり速いわね。でも私はあなたを必ず捕まえる…。」
ナギサはスピードのあるバトルが好きだった。かなりの素早さを見せるこのスバメは戦ってぜひ捕まえたかった。
スバメはまた旋回してさらに速くなった。
「向こうも電光石火で来る…?ならばイーブイもう一度『電光石火』。」
イーブイも電光石火の攻撃を仕掛ける。同じ技なら素早さの高い方が先に当たる。ナギサは自分のイーブイの方が速いと思っていた。
しかしイーブイの攻撃は先ほどより遅く、スバメの翼がイーブイの喉元に直撃した。
「え?」
イーブイはそのまま飛ばされ草むらに落ちていった。
「あ…イーブイ!?」
イーブイがやられた?ナギサは状況を理解できなかった。
最初のコメントを投稿しよう!