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「ナギサ。そろそろ集合の時間だ。タッツーお疲れさん。」
タクトはタッツーをボールに戻した。
「え…ええ。分かったわ。」
(ポケモンを貰ってから急に活躍しっちゃって…)
タクトとナギサはトウカの森の出口を目指す。そろそろケンとナオキが待っている頃だ。予定ではこの後ミシロタウンに行ってポケモン図鑑を受け取りに行く予定だ。
出口には予想通りケンとナオキがいた。
「おう。遅かったな。この俺は強いジグザグマを捕まえたぜ!」
「ケンったら…。一匹捕まえただけで大げさだよ。僕なんて手持ちが埋まっ」
「ポケモンは数じゃねえ!強いのがいいんだ!」
「わ…分かったから、いちいち胸ぐら掴むのやめてよ。苦しい…」
「ハハ…。相変わらず仲いいな二人は。」
これを仲が良いというのだろうか?タクトは理解しているようだがナギサはよく分からないでいた。
「で、そっちの2人はいくつ捕まえた?」
ナオキがタクトとナギサに質問する。
「私は…3匹だけ。結構強いポケモンもいて…うまくいかなかったわ。」
「俺はゼロ匹!捕まえられなかった。」
「「「は?」」」
その発言にみんな驚いたが特にナギサが驚いた。
あれだけの実力を持っているタッツーを使いながら、ケムッソ一匹捕まえていないというのか?
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