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「ノズパス連続で『転がる』よ。」
「ぐ…。タッツー回避だ。」
ノズパスはタッツーを幾度も追撃する。
それをタッツーは地面、天上、壁へと水鉄砲を発射しその反動で転がるを華麗に回避してみせる。
「また避けるだけ?まだ一度も攻撃してないわよ。」
「くそぉ。偉そうに!」
タクトは避けたくて避けている訳ではない。ノズパスの攻撃に隙がないのだ。こちらの攻め込む隙を与えてはくれない。さすがジムリーダーのポケモンといったところか…。
しかしツツジの方はタッツーの動きに驚きを隠せずにいた。タクトにタッツーを渡したのはたった2時間前の事だ。こんな短い間にここまでトレーナーとの連携を完成させて来るとは思っていなかったのだ。
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