何処かの森で……

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……其れから数分が過ぎ奥から少女の人影が見えてきた…… どうやら買い物の帰り道だろうか、二体の人形と共に大きな買い物袋を抱えている 「ふう……幽々子さんも良く食べるねえ……」 「幽々子だから仕方ねえよ」 「其れが良いじゃない~綾音ちゃん、琥珀ちゃん♪」 と、黒髪のポニーテール少女の名は綾音、其の隣に居る体長10cm位の喋る男人形の名は琥珀と呼ばれる 「翡翠~……」 「姉貴なあ……少しは俺や妖夢のk……って人倒れてるし」 「あ、本当だ」 「本当ね~」 三人は倒れている真ん中が真っ赤な髪色、サイドが真っ黒い髪色の青年を見る すると綾音の口から 「……どうする……?」 「放置しちゃ駄目よね~……」 「てか助けるのが当たり前だろ!」 「だね!じゃ、琥珀宜しくね~♪」 「はいはい……」 そう言い、琥珀は一人の青年を軽々と持ち上げ 「じゃ、白玉楼に帰るか」 と、三人は白玉楼へと帰った こうして、一人の青年は幻想郷入りしていった
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