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ヤマはシラの手首をつかんでトラックがあるところまで走った。
ヤマ「乗るぞ」
そう言って2人はトラックに乗り込んだ。
ヤマ「キーは刺さっている」
シラ「でも今回も……」
ヤマ「エンジンがかかった!」
シラ「よかった!」
ヤマ「ぶっとばすぜベイベ」
ヤマは無人のチャリ目掛けてトラックを走らせた。
「ドーン」
無人のチャリはあっけなく吹き飛んだ。
ヤマ「無免許だけどこの際関係ないか」
シラ「あっ読者の皆さん戸袋と便座カバーは山下さんに装備物をもらった時はずしました」
ヤマ「シラいいこと言うた!お前が便座カバーと戸袋の事言わなかったら今までどうやって木刀振り回したり、自転車乗ったりとクレームが来るとこだったな。まあ違うクレームが来ているだろうけど」
シラ「例えばどんな?」
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