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角を曲がったところに五歳児並みのTシャツを着たイタチが姿を表した。
普通のイタチよりデカくて何より両腕が鎌のような鋭利な刃物になっている。
「よぉし!」
今どき風の若者が銃を構えた。
一方、帰宅しようとしている三人は
「あっ!河田ちゃん俺、あの部屋にかばん忘れた!」
「じゃ、取りに行こうか?」
一緒にいたサラリーマン風の男は二人に構わず進んだ。
その結果。
男の頭は二人の前で破裂した。
一瞬だったから何が起きたか二人もわからなかった。飛び散る男の血や脳みそに砕けた歯と顎が二人に降り懸かりべっとりと服に付着する。
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