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とりあえず、今の状況を打破するために俺の脳内で自分会議を開くことにした。
ハイ、そこぉ!(ビシッ!!)
画面の前の皆さん、俺を白けた目で見ないでくださいお願いします!!
というか、知らない世界に放り込まれたから精神的に追い詰められてるんだぜ!!
それに。
一刻も早く俺の記憶を取り戻したかった。
俺が―――何者なのか、知りたかった。
んじゃ、とりあえず…
~お願い!そんな目で見ないで!~痛すぎる俺の脳内会議スタート☆
俺①「この状況を打破するために意見をだしてくれ。」
②「はい。」
①「よし、言ってみろ」
②「ひたすら歩いて誰かを探せばいいと思う」
①「フツーだな…ほかにあるか?」
③「は、はい…。俺は、ひたすら待ち続けたらいいと思い、ます……」
①「消極的すぎるわ!まあ、一応それも考えておくか…」
④「ハイハイハイ!!」
①「えらく元気だな?んじゃ、俺④番」
④「おう!俺はな……おまわりさんに聞けばいいと思う!」
①「迷子じゃねーんだぞ!?つか、人がいたらこんな痛い会議開いとらんわ!!」
②「じゃあ、どこ〇もドアを出したら…」
①「ドラ〇もんじゃねーんだぞ②!!」
③「えと、じゃあ、タケ〇プターで…」
①「人の話聞いてたあ!?つか、てめーら大喜利じゃねーんだぞ!!
」
②③④「「「違ったの?」」」
①「もういいわぁぁぁ!!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
………なんか、ものすごく無駄な時間だったような気がする。
つーか、俺すげーな。一人でめっちゃ会話できたぞ。なんだ、俺の頭に誰か住んでるのか?
まあ、でも最初の方はマトモな意見が出たしな。
①誰かに会うまでひたすら進む
②誰かが来るまでひたすら待つ
うーん……。何もしないで待つの退屈だしなあ。
…………よし。
誰かに会うまで進み続けるか!
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