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それから毎日、僕は同じ事をしている。
朝になるとおじいさんの為に食事を作る。
熱の下がったおじいさんは、まだ食欲が無いらしくご飯を食べてくれない。
僕は枕元の小さなテーブルに作ったご飯を置くと、部屋の掃除を始める。
……部屋の隅々までピカピカに。
掃除に夢中になっていると、あっと言う間に夜になる。
掃除を終えると、手を付けられていない朝食を片付けて、夕飯の支度を始める。
……もう、お米が無いな。
いつもおじいさんが『おかいもの』に行っていたので、僕にはどうやって食材を手に入れるのか分らない。
……今日は野菜のスープだけで我慢してもらおう。
おじいさんに少し申し訳ないと思いながら、野菜スープの調理を始めた。
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