甘い香りに包まれて

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「ねえ、芽衣子。  こっち。」 ソファをぽんぽんと叩き、芽衣子に座るように合図する。 芽衣子は気付いたが、フライパンを火に掛けながら返事をする。 「あと少しでできるから、少し待ってて?」 「いいから、ちょっとだけ。」 暫し考えてから、芽衣子はまたコンロの火を止め、ソファに向かった。
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