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俺の神々の儀式の時、勿論祐の両親が居て、なんか祐の母さんだけ日本に残って祐の父さんは海外でやり残したのがあるって先に海外に旅立ったらしい(俺の両親もまだ日本に居る)
まさか、祐ったらホームシック!?
祐を茶化すような顔をしたら祐は目を細めた。
「なんだよ、その気持ち悪い顔は…」
「顔は生まれつきだ!!ホームシックな祐くんをからかってんだよ」
「なっ…ちげーよボケッ!!」
「はいはい、いつものツンデレですか」
「マジでちげーからっ!!」
祐は叫んで疲れた顔をしながら家を出た。
俺は…おっと、実況の途中だったな。
……ってなワケで、二階の実況を再開したいと思います!
二階に上がると真弘(マヒロ)と山吹(ヤマブキ)が雑巾がけをしていた。
「ご苦労さん!二人共……んで真田(サナダ)さんと空人(ソラト)と裕一(ユウイチ)が居ないみたいなんだけど…」
「……裕一は学校が違うから遅刻するらしい」
「真田と小田切くんはやる気がないみたいで先に行ったよ」
なるほどなるほど…そうそう空人はもう大学卒業資格があるんだけど、高校に通った事がなくて雅也さんに頼んで今年から新入生として俺達と一緒に通う事になったんだ。
会長……ってか卓(スグル)先輩と凪(ナギ)さんは大学なんだよな(凪さんは元々大学生だったらしい)
そろそろ俺も制服に着替えないとヤバいので(ずっとパジャマだった)部屋に戻ろうとしたら、悠太くんの部屋のドアが開いた。
まぁ悠太くんの部屋なので悠太くんしか居ないんだけど、悠太くんは慌てたように出てった。
この場合、千里(チサト)さんが呼び出したんだろうと考える。
「おっと、俺は着替え着替え」
そして学校に向かった。
学校に着くと、皆それぞれ別の用事でバラバラになった。
俺は特に何もする事がないから新一年生を観察した。
「うーむ、今年の新一年生はレベルが高いなぁ~」
可愛い子達を見て一人でテンションMAXになってると、ふと頭の上に紙が降ってきた。
紙を掴んだ途端に、一人の女の子が転びそうになっていたから、慌てて支えた。
「……っぶねー」
間一髪で女の子は転ばずにすんだが、女の子はジッと俺を見ていた。
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