第一幕:湊の春は今日も空回り

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「うん、だから雅也さんには今朝言っといた」 「……そうか」 やっと平和になったと思ったのに、早速事件かよ。 そして俺達は時間を飛びまくり放課後へ(早っ!!) ぞろぞろと注目を浴びながら守護者達が俺の壁になり歩いた(歩きにくいし暑苦しいし鬱陶しいっ!!) そんな時、後ろから声を掛けられた。 「お兄ちゃんっ!!」 ん?お兄ちゃん? ……何かの妹系みたいだな(言っとくが俺はロリコンじゃ<強制終了>) その声に一番反応したのは祐だった(まさか祐がロリコ<強制終了>) 「…あ、梓?(頼む、こっちに来ないでくれ<必死>)」 しかし、祐のワケの分からない願いは呆気なく破れ、少女は俺の前で足を止めた。 (湊にだけは……この女好きにだけは梓を会わしたくなかった) 「…あの、今朝はありがとうございました」 「……あぁ、あー」 だっだだだだ……誰だっけ!? こんな可愛い美少女を忘れるなんて、俺のバカッバカッ!! 頭をポカポカ殴ってると少女はビックリしていた(当たり前) 「…あの、どうかしましたか?」 「……い、いや…あはっ♪」 今朝……なんだろう、いろいろありすぎて思い出せん!! 知り合いみたいだし、祐の横に行き説明を求めた。 「ロリコン祐くん、彼女の事を俺に教えてたもれ」 「……そうだな、まずお前を土に埋めてから考えるよ」 祐くん……………………………眼光が半端ねーんだけどっ!!(怖っ怖っ) すると少女は祐の制服の裾を引っ張った。 「お兄ちゃん、先輩を苛めないで!!」 「はぁ!?」 おっ、珍しく祐が女の子に動揺してる? ……なかなか面白いですなぁ(笑) 「あ、の……私…佐久間祐の妹の佐久間梓と申します」 丁寧にお辞儀されたのでお辞儀返した。
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