第一幕:湊の春は今日も空回り

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そしてさっきまで皆さんに忘れられてた守護者(祐と秀一を除く)達と大きい声でハモった。 『妹なんか居たのかーーーーーー!!!!!!!!??』 「……お前ら失礼だな」 祐からの話では実の妹らしい(俺達は義妹か隠し子か祐が産<すみませんすみません>だと思ってた) そして今までは親戚の家に居て、会う事はなかったらしい。 祐はひたすら隠したかったみたい、特に俺に(失礼しちゃうなー) だから俺は… 「よろしくね、梓ちゃん」 「はい!湊先輩♪」 梓ちゃんと仲良くなってやったぜ(横に居る祐の眼光は気にしない気にしない(汗) そして梓ちゃんと別れて守護者達だけになった。 THE名前付きターイム☆ 祐介「佐久間にあんな可愛い妹が居たなんてな!」 秀一「……佐久間に似てる、ウェッ」 祐「青山テメェー、ぶっ飛ばすぞ!!」 空人「きっと妹の方は良い育ち方をしたんだな」 山吹「確かに後に産まれた子の方が溺愛されがちだしね」 恵「お兄ちゃんは可哀想ですね(クスッ)」 祐「……お前ら三人共しばき倒すぞ…」 悠太「……」 祐「……おい、なんか言わないと不安になるだろ?」 湊「むふっ、ふふふ」 祐「お前は喋るな!!そして梓になんかしたら容赦しねーぞ!」 そんなこんなで家に着いた。 家には雅也さん…………と知らない男性が居ました。 こりゃ整った顔立ちだことね(嫌味だけど口にして言う勇気はありません<年上だしな>) そして玄関で固まってる俺達に雅也さんの穏やかな声が響いた。 「彼は君達の先輩だ」 雅也さんがそう言ってますます硬直した。 そんな俺に美青年はひざまずき、俺の手を取り手のひらに口付けた。 それに過激に反応する守護者一同(…なんか皆さん殺気立ってない?) その中で不似合いな透き通った綺麗な低ボイスが聞こえた。
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