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「……それじゃあ、俺の立場がないじゃないか」
「…はひ?」
やべっ!!シリアスの場面で噛んじゃったよ~~~
幸い誰も俺の声を聞いてなかった(ってか俺が居るの忘れてない?)
「俺は蒼様から派遣されてきた、だから湊くんを護衛する義務がある」
その言葉にその場に居た誰もが固まった(真っ白にな<キラーン>)
そして世にも珍しい祐と秀一がハモった。
『はぁぁ!?』
言って二人はハモった事に気付き、しばらくお互いにらみ合い、そっぽを向いた。
「…雅也殿にはもう話してある、学校では君達守護者が…それ以外は俺が守る、OK?」
守護者達は納得がいかないらしく、俺の意見を聞く為に俺に集中した。
……そして俺は
「別に良いんじゃね?」
そして雅也さん家に新たな仲間(?)が増えた(え、さっきの軽い口調だった?気のせいじゃない?<キラーン>)
皆が居る居間に戻る前に祐は加瀬さんに聞いた。
「…なんで姫鏡が狙われるんだ?普通狙われるんなら、本体の姫じゃねーの?」
「……君達守護者が契約する為には姫鏡が必要だろ?何故姫鏡を使うのか忘れたのかな?」
茶化すように言われて祐は怒りを横に居る俺にぶつけた(げんこつはいてーよ!!)
加瀬さんの質問に凪さんが応えた。
「姫鏡は姫の力を最小限に抑え、守護者の力を解放するものだ」
ほー、知らなかったなぁー……ってか、ほぼ俺、姫鏡使ってないけど大丈夫だよな?
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