第二幕:青山兄弟の正体

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……まぁ、そう思う程…身体全部の体力がないように感じた(まぁ、それでも崩れない美形はなんか……怒る気失せるな) 「……寝てたら、ドアが開く音がして…お前かと思って起きたら……青山がいきなり刀持って襲ってくるから逃げた」 「怖っ!!」 秀一、俺と別れた時は普通(?)だったのに、なんかあったか? 俺は祐のやつれた理由に納得した。 「…そんで廊下でさ迷ってたら村雨が来て、お前が心配だから見てやれって言われた」 「……ほーほーなるほど」 「で、お前は何が知りたいんだ?」 祐の話を聞いててすっかり忘れてた俺は、祐に投げつけて落ちた本を拾い見ていたページを開いた。 「…お前これを見る為に来たのか?」 「いや、俺は晃の資料を見たくて来たんだけど、何処にあるか分からないからそこらへんの本をな」 「……適当だな」 そして祐は本を見た。 「…ルナって日本人じゃないのか?」 「おぅ、俺もそう思った……金髪美女なのかなぁーなのかなぁー」 「……」 なっ、なんだよ祐…その人を馬鹿にした様な目はっ!! 良いじゃん金髪美女だって!! まぁ、実際居たら外国語なんて話せないがな!(威張り) 「……守護者は居ないのか」
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