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いつの間にか無視されていた俺はいじけてみると、祐は鬱陶しそうにしていた。
そしてすぐに本題に戻った。
「…湊は俺にこれを見せて何が聞きたいんだ?」
「いやー、晃の来世が俺っ!!みたいにこの子の来世の事なんか知らないかなぁーっとね」
「……知るわけねーだろ?(湊が晃の来世だってのも最初知らなかったしな)」
「……そっかぁー、役立たずだな」
そして俺はまた祐にグリグリされる事になってしまった。
―20分後―
祐のグリグリから解放された俺は祐と手分けして晃の資料を探す事にした。
しかし、こう見ると姫君以外にも守護者の資料やら何やらでかなりの量があった。
「……晃の資料なら最初らへんにあるんじゃね?」
「うーん、こう文章ばっかなのってつまんないな……漫画とかないの?」
「……あるワケねーだろ?誰が読むんだよ…お前じゃあるまいし」
失礼だな!!
読むかもしれないだろっ!!……多分
そして探してて俺はふとある資料を見つけた。
それと同時に祐の声がした。
「……おい、晃の資料一応見つけたけど……作り話の昔話しか書かれてねぇぞ?期待するだけ無駄だな」
「……そっかぁ、残念だな」
祐が俺が居る棚の方に来た。
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