813人が本棚に入れています
本棚に追加
「ありがとぅーございますぅー」
お酒のせいか分からないけど、ゆっくり口調の雪さんの真似をした(この喋り方疲れるなぁー)
雪さんは持ってた酒瓶じゃなく、何処からか取り出したチューハイを俺に渡した。
俺は陣さんが止めに入る前にチューハイを牛乳の様に飲んだ。
一気飲みは出来ないからちょびちょび飲んだ。
すると、歳のせいか体質か分からないが酒がすぐに身体中に回った。
真っ赤になってヘロヘロだ。
それを吹き飛ばされてた陣さんが慌てて俺の元に駆け寄った。
「湊様っ!!ご無事ですか!?」
陣さんが来たのは分かったが、上手く身体を動かせない。
一歩歩くと右にふらふらぁ~左にふらふらぁ~
それを陣さんが慌てて受け止めようとする。
「あはははぁ~陣しゃん面白いねぇ~(お花畑が見える)」
「湊様の方が充分面白いですよっ(特に動きが)」
陣さんは俺を受け止めて一安心した。
酒を飲むと本音が言えるって本当なんだな。
俺は理性がある時絶対に言えない質問を陣さんにした。
「なぁ~陣しゃんってさぁ~男を好きになっちゃ事あるぅ~?」
「えっ!?」
ぶっちゃけトークに陣さんは真っ赤になって挙動不審になる。
またそれが面白いのか、陣さんの頬を突っついて笑っていた。
最初のコメントを投稿しよう!