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俺の殺気に感ずいて須賀は「冗談だよ…」と言った。
そして俺の部屋にやってきた須賀は部屋に立っていた。
「………座らせてもらえないんですか、佐久間さん」
「…話を人に聞かれたくないだけだ、誰がくつろいで良いと言った?」
「まったく、それが人と話す態度なのかねぇ~」
「…単刀直入に言う、青山秀明という男を知っているか?」
須賀がブツブツ文句を言ってたが俺はスルーして、本題に入った。
須賀は考えていた。
「…青山か、よく居る名前だよな…佐久間の知り合いか?」
それは冗談なのか、本気なのか…(冗談だったらぶっ飛ばす)
「……質問を変える、青山には兄弟居るか?」
「青山って秀一か?……秀一に、兄弟……………ぁ」
須賀が何かを思い出したような仕草をするから、俺はくいついた。
「居たのかっ!?」
「……まぁ慌てんなよ、確かに秀一に弟が居たってガキの頃聞いた、名前までは覚えてないけど…だけど秀一の暴走以来家族の事を話さなくなったから死んだ……と思う」
もしかしたら生きていたのかもしれない……俺はそう思った。
そして、両親を殺した秀一への恨みか何かで湊が被害にあったか…
……それって、青山が原因なんじゃねーの?
青山の不処理のせいで……湊が……
俺の怒りは青山秀明から青山秀一に変わった。
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